2025年1月19日日曜日

読書会「谷川俊太郎の詩を語り合う会」

2025年1月19日(日)

読書会「谷川俊太郎の詩を語り合う会」を行いました。

参加者がお気に入りの詩を朗読して、その詩について語りました。




『すこやかに おだやかに しなやかに』より「こころの色」、『ことばあそびうた また』より「かぞえうた」、「感謝」、「ただ生きる」、『詩の本』より「いなくならない 茨木のり子さんに」、
『夜のミッキー・マウス』より「永瀬清子さんのちゃぶだい」、「二十億光年の孤独」、「ミライノコドモ」、「そのあと」、『クレーの絵本』より「死と炎」、「もこもこもこ」、「死んでくれた」、「おばあちゃんとひろこ」、「朝のリレー」、「最後のニュース」(歌・井上陽水)、『その世とこの世』(ブレイディみかことの往復書簡)、『ららら 星のかなた』(伊藤比呂美との対談集)



参加者ひとりひとりが、谷川俊太郎の詩に想い入れがあり、そのエピソードが個性的で、聞いていてとても楽しかったです。

・仏教の経典に着想を得た自由詩がとても心に入りやすかった。
・子どもにも親しみやすい言葉だが、実は大人に向けたメッセージかもしれない。
・父親の影響で、優れた詩に触れる機会に恵まれていた。
・幼い頃に孤独を感じていたので、詩に共感して心を救われた。
・解釈が難しい詩があるが、生と死に向き合った作品もあり、考えさせられる。
・詩を読むことで、視点を変えて新しい方向を見てごらん、と伝えてくれている。
・言葉が次から次へと浮かんできて、肉体そのものから詩が出ている。
・詩から肯定的、楽観主義を感じる。




2016年12月に、あいち文学フォーラム主催で「谷川俊太郎・北川透 <ミライノコドモ>へ詩の元気を! 対話」を開催した時のことも多く思い出されて、とても感慨深い読書会でした。

↓ 2016年12月10日 ブログ記事 


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