2016年6月19日日曜日

谷川俊太郎の詩を楽しもう!

2016年 6月19日(日)


ウィルあいちにて、あいち文学フォーラム主催イベント「谷川俊太郎の詩を楽しもう!」を行いました。

5歳の女の子から80歳の方まで、幅広い世代に愛される詩人・谷川俊太郎。
参加された方々がそれぞれ気に入った詩を持ち寄り、朗読をしました。



5歳の女の子は「ぱん」(『いちねんせい』より)、
小学5年生の男の子は「いち」(『だれも知らない』より)ほか一作、

中学生の女生徒さんたちは、犬飼直子さんの司会のもと、
「朝のリレー」(『祈らなくてもいいのか』より)、「生きる」(『うつむく青年』より)、
「泣くぞ」(『子どもたちの肖像』より)、「おばあちゃんとひろこ」(『すき』より)、
「今はバラ色が好き」(『谷川俊太郎 歌の本』より)、
「いや」(『子どもたちの遺言』より)、「ありがとう」(『子どもたちの遺言』より)

大人世代(今も若い仲間たち)は
犬飼直子さん「二十億光年の孤独」(『二十億光年の孤独』より)を皮切りに、
「ごあいさつ」(『落首九十九』より)、「風」「海」「雲」(『そのほかに』より)、
「百三歳になったアトム」(『夜のミッキー・マウス』より)」、願い(『シャガールと木の葉』より)、
「自己紹介」(『私』より)、「こころの色」(『すこやかに おだやかに しなやかに』より)、
「<どこかの森>のアリス」(『<どこかの森>のアリス』より)、
「帰郷」(『谷川俊太郎詩集 続』より)・・・・と、
思い入れの強い詩、孫に読み聞かせている詩、子供時代に音楽とともに耳に馴染んだ詩など、
それぞれに思いのこもった詩を朗読しました。

絵本の読み聞かせでは、
『フレデリック』(レオ・レオニ作・谷川俊太郎訳)を、英語・日本語を交えて、
『もこ もこもこ』(絵・元永定正)『かないくん』(絵・松本大洋)

群読と歌では、
中学生の女生徒さんによる「春に」を群読、
武満徹・作曲「死んだ男の残したものは」を歌い、
最後に参加者全員で「あい」を読みました。



物心のつかない幼い子どもから、お年寄りまで、
谷川俊太郎の詩は、どこかで必ず目にしたことがあるでしょう。
宇宙を想わせる壮大な詩や、深い孤独に寄り添う詩、鉄腕アトムに代表される歌など。

参加してくださった方々の世代の幅広さが、
谷川俊太郎の世界の懐の深さをなによりも物語っていました。

2016年6月13日月曜日

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私たち「あいち文学フォーラム」は、文学館設立の実現に力を注ぎ、まずは自分たち自身の手で、文学振興をはかる取り組みを重ねていきたいと考えています。



これから行なう文学企画

谷川俊太郎を読もう!語ろう!知ろう!

第2回/若い仲間と詩の朗読を楽しもう!

6月19日(日)10:00〜12:00
会場/ウィルあいち(名古屋市東区上竪杉町1番地)セミナールーム6

講師/犬飼直子(フリーアナウンサー)

参加費/300円



当日、直接会場にお越しください。

子供から年取った大人まで登場し、谷川俊太郎さんのいろんな詩を朗読します。

お楽しみください。